講習会レポート
- cangzhouwuguan
- 2018年3月1日
- 読了時間: 2分
2月25日(日)東京都新宿区の大久保スポーツプラザにて劈挂拳講習会実施いたしました。 今回の講習会の目玉は劈挂拳の移動(行歩)と組み合わせの二つ。これらは表演はもちろん散手の練習にも大事なものです。
行歩は劈挂拳の徒手、武器等に頻繁に出てきますし、組み合わせは基本4つ紹介しましたが、 組手(打撃訓練)においては、十分な内容だと思います。 あとは各自で練習し、慣れてきたら色々状況を想定して組合せを変化させていきます。 組合せ動作の様に技術が複雑になってくればくるほど、ひとつひとつの劈挂基本の精度が重要になってきます。
話しが変わりますがここ数年、他派の先達の方々との交流が多く、考えさせられることが多くなり、根本から練習内容を見直す必要があると感じました。
指導者によっては基本功に無理矢理実戦用法までつけて解説する事もあり、目的が何であるか解っておらず遠く勘違いしているものなどに対してです。
基本功に対する誤解を解き、正しく行うと、どの様な拡張性を持つのか知らない方は間違いにも気付くことが出来ません。
だからこそ、講習会で繰り返し伝えることが重要であると考えております。
基本の要点が解ったならば、ここからは自分でたくさん動きましょう。
そして感じて、考えてください。その成果を また次回の講習会で見せてください。またお会いしましょう。

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