ドンキホーテ杯 第5回ビーチレスリング大会 レポート
前回のブログに書いた王華峰老師の講習会から一週間後、南部にある美らさんビーチでドンキホーテ杯第5回ビーチレスリング大会が開催されました。
息子のレスリングクラブの付き合いから第2回、第3回、第5回大会に参加しました。
第2回大会の時は「この大会は遊び(笑)。みんなで参加しない?」と誘われ、
「この歳で試合に参加?しかもやった事の無いレスリング?あり得ない!いやぁ〜・・・」と答えを濁していたら、
クラブの監督やコーチが「自分も出るから・・・」となおも説得。
それでも渋りつつトーナメント表を見ると軽量級の参加者が全然足りない。
しかも試合の時間まであと10分。
またまた周りの父兄から「大会を盛り上げるつもりで・・・」と言われ、とうとう参加する事に。
人がいないから賞品ぐらいは貰えるかな?と思いきや、試合開始直前で参加人数が20人近く増えているじゃありませんか(涙)。
しかも蓋を開けてみるとこの大会、結構アバウトな大会でした。
軽量級の1回戦目で自分の前に立った対戦相手は鍛えてます感漂うゴツくて若いお兄さん。見た目中量級。
何とか勝利を勝ち取り、2回戦自分の前に立っている人・・・
軽量級に見えません(汗)。軽重量級にしか見えません・・・
結果は第2ピリオドで判定負け。
翌年の第3回大会は1、2回戦は不戦勝。
3回戦の相手は沖縄角力重量級チャンピオン。
ん?聞き間違えたかな?
これ軽量級の試合なんですけど・・・
結果は判定負けでした。
それから2年経ち、2019年の第5回大会。
レスリングに復帰した息子がお世話になっている北部農林高校レスリング部の屋比久先生から
「軽量級の参加者が全然足りない。参加しませんか?お祭り(!)遊びだから(笑)」と誘われ参加することに。
ん?昔どっかで聞いたセリフだな・・・。
試合まであと10分というところでトーナメント表を見ると参加者はまだ1人。
同じチームの若いコーチでした。
オリンピックを目指し自衛隊体育学校に入校。
諸事情により自衛隊体育学校を退校したものの、まだ現役君です。
この時点で二人しかいないのにコートを選んでも意味が無いのですが、
彼を避けようと違うコートを希望するとOK(え、本当に?)という事ですんなり通ってしまった(おいおい)。
ここまで来るとまぁ2位確定!賞品ゲットだぜ‼️の感じだったのに・・・
また試合が始まる寸前に参加者がどっと増えていました。
今回は適正体重の参加者で上の階級の人がいなかったのでホッとしたものの、その中で最年長でレスリング未経験者は自分だけ(多分・・・)
他の参加者は20~30代、県代表、ブロック入賞は当たり前❗大学でもバリバリやってました❗という感じの耳がギョーザになっている人達ばかり。
今度の試合も推手や通臂の投げ中心に何とかしのいでベスト4まで行けました。
ベスト4に残った人達は現役の自衛官と元自衛官。
しかもレスリングは指導者として携わっている。
うーんどんなに逆立ちしたって勝てない空気が・・・
ベスト4の試合の結果は第2ピリオド、3ー1で勝利しました。
決勝の相手はうちの若いコーチを倒して勝ち上がってきた自衛官のMさん。
去年の軽量級チャンピオンです。
決勝の結果は圧倒的な差で瞬殺されました。
1、2、3回大会は他県からの参加者が多く、メジャーな格闘技ジムや県内の有名空手道場からの参加が多く見られましたが、今大会は空手をしている方が1人確認できた以外は全体的にアマレスラー、総合格闘技の方が目立ちました。
ここから真面目な話。
過去3回の大会でせっかく組技の大会に参加出来る機会に恵まれたので、グラップラー相手に自分が学んだ中国武術の技がどこまで通用するか?を急遽念頭(汗)に入れて参加しました。
組技を専門としてきた人達を相手に投げ技を使う・・・非常に難しいです。当たり前ですが。
巷に氾濫している柔道家やレスラー相手に、投げた、技をかけたと言っている人達がいますが、
実際に本気になった彼等に対し本当にかけられますか?
大会に出ていつも思う事は「練習が足りない」「工夫が足りない」
こういう経験があって改めて自分自身の技を見直す事が出来ました。
そして自分の生徒とまた新たな技の研究が進みました。
多くの技を学ぶ事より1つの技を身に付ける事が強くなる秘訣かも。
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