第1回沖縄県国際武術太極拳交流競技大会
こんにちは!練習生の新谷です。 少し前ですが、3月23日第1回沖縄県国際武術太極拳交流競技大会が開催されました。
主催は国際連盟沖縄呈祥武術学校様です。
こちらの當間先生は幼少のころから小林武術を習い、中国武術業界でご活躍されていた方です。
當間先生の師匠であり、中華武林百傑に名を連ねる、中国武術最高師範8段の李承祥先生とそのお弟子さん達が来日されての国際交流競技大会です。 古謝老師にとって當間先生は中国武術を始めた頃の先生であり、李承祥先生とも中国武術留学の際に交流された縁で、老師はじめ滄州武術館も運営協力と競技会に出場させていただいた次第です。
本大会、うるま市教育委員会が後援ということで、開会式ではうるま市長のご挨拶もありました。大会前は市内で宣伝されていたので地元市民の方々で観客席も賑わっていました。
さて、競技大会では緊張感のある中、日本人選手と中国人選手が、格式太極拳、剣、刀、扇、集体、拳術などの演武で競い、また交流を深めていました。
滄州武術館からは全日本武術太極拳選手権大会にも出場する古謝(泰斗)、大城の両選手が劈掛拳で出場、キレのある動きで会場を沸かせていました。
大城さんから、今大会出場のコメントをいただきました: 「中国の方達の目の前で表園をするのは初めてなので凄く緊張しました。全国大会まであと少しなので頑張ります!そして、古謝先生のバイリンガルっぷりが凄かったです!」
大城さん、大変お疲れ様でした! 泰斗くんもいつもながらつながりのある躍動的かつパワフルな演武を披露していました。
全国大会まで四半期を切っているので、お二人とも引き続き加油です!
競技会の間には、古謝老師と普段から交流のある武僧秘術道場の皆様による日本の武道のエキシビジョンがありました。
護身術、合気道、居合、空手、古武道など数々の演武を、一般の観客の皆様だけでなく、中国からの武術団の皆様が最前列で熱心に観察、研究していらっしゃる様子が印象的でした。
競技会終了後、中国の武術体による呉式太極拳の集体表演があり、しなやかな太極拳ならではの素晴らしい演武を披露されていました。 大会のトリは選手以外の方々も含め多数の参加者で24式太極拳。企画が盛りだくさんの充実した大会内容でした!
また、大会後に国際連盟沖縄呈祥武術学校で開かれた交流会では、沖縄の踊り、エイサー、最後はカチャシーで終わる本格的な沖縄のお祝いの席となりました。
中国武術隊の皆様も歌声を披露され歓迎に応えるなど、お昼の大会に負けず劣らない盛り上がりでした。
好きな武術で国際交流ができる機会というのはとても貴重です。またの機会があると良いですね。 私は始終お手伝いをしていましたが、あらゆる場面で中国語を学ぶ必要性を痛感しておりました。 皆様との交流、とても楽しかったです。
貴重な経験をありがとうございました。